相模原の行政書士安達弘樹のブログ

相模原市で独立開業中の行政書士安達弘樹のブログです。

認知症についての公演を見ました

おはようございます。

安達です。

 

今朝は台風の影響で、相模原にも警報が出ています。

注意が必要ですね。

 

昨日、相模原市中央区にある「あじさい会館」にて、認知症に関する催しが

あったので、参加しました。

世界アルツハイマーデーの啓発事業だそうです。

 

内容は、

第一部 認知症の理解や支援について(認知症サポーター養成講座)

第二部 劇団河童座公演「わしゃ 喰っちょらん!」

でした。

第一部では、認知症サポーターネットワークの市川勝医師による認知症について

の講演を聞きました。

認知症高齢者は、2010年の推計で全国に439万人といわれています。

これは、65歳以上の高齢者人口の7人に1人にあたります。

また、85歳以上では4人に1人が認知症を発症するそうです。

認知症の老人に対する接し方や、認知症の予防には生活習慣病の予防が有効である

ことなどを分り易く説明いただきました。

第二部の河童座の公演では、頑固な教育者だった主人公の老人が認知症を発症し、

家族が苦労しながらもその接し方を模索してゆく、というストーリーでした。

主人公の老人役の男性の演技がとても印象的でした。

楽しい雰囲気でありながら、最後にはホロリとさせる演劇でした。

 

認知症を発症した方は、自分が壊れていゆくような状態を理解しており、一人で

思い悩んでいながら、外部にはそれを隠そうとしてしまうそうです。

認知症の方の意思や尊厳を改めて考えさせられました。

 

台風が本州に上陸していますね、注意しましょう!