国会図書館で調べもの
おはようございます。
安達です。
朝晩はすっかり涼しくなりました。
体調管理は一層注意が必要ですね。
先日、家系図作成業務に関する調査のため、国会図書館に行ってきました。
初めて行ったので、最初に利用者登録を行いました。
一度利用者登録がすると、3年間有効です。
国会図書館には、昭和23年5月25日から開始された納本制度により、
それ以降国内で発行されたすべての出版物が納本され、管理されている
そうです。
私は、明治期のある地方の生活環境や風習などを調べに行ったのですが、
大変貴重な資料が数多く蔵書管理されており、目的とする資料も閲覧する
ことができました。
通常の図書館のように本が並んだ開架スペースから自分で探すのではなく、
館内に設置されている端末から求める書籍を選択して閲覧申請し、
貸出カウンターにて受取り館内で閲覧します。
何よりも驚いたのは、蔵書の電子データ化が非常に進んでいる点です。
明治期の書籍などは傷みもあるため、多くが電子化されていました。
書籍を見開き状態にして電子データ化しているのですが、千ページ位ある
資料もきれいにデータ化されています。
書籍や雑誌は館内での閲覧が原則ですが、著作権に抵触しない範囲で
複写することも可能です。電子データはページを指定して印刷指示し、
カウンターで受取ります。
貴重な資料が大切に保管されていることを改めて実感しました。
とにかく蔵書の量が豊富なので、調査などで行く場合には、あらかじめ
目的とする資料を絞っておかないと非効率かもしれません。
あと、思ったよりも 一般利用者が多いことにも驚きますね。