秩父旅行
おはようございます。
安達です。
先週土曜日、バス旅行で秩父に行ってきました。
天気も怪しそうだったのですが、何とかもってくれました。
秩父神社は、古刹なんですね。
秩父神社については平安初期の典籍『先代旧事紀-国造本紀-』にも記載がある
そうで、第十代崇神天皇の御代に知知夫国の初代国造に任命された八意思兼命の
十世の子孫である知知夫彦命が祖神をお祀りしたのが起源だそうです。
崇神天皇は、研究者の間では古事記や日本書紀で初代天皇とされる神武天皇と
同一人物ではないかとの見方もあるようで、古事記に没年の干支が戊寅とあり、
実在すれば西暦258年か318年が没年の候補にあがります(干支は60年
周期のため)。
258年説をとった場合、魏志倭人伝の邪馬台国の時期と重なるようです。
いずれにしても、秩父神社は神話の頃から由緒が伝えられているのですね。
秩父神社を参拝する前に、秩父の造り酒屋である武甲酒造様を見学しました。
武甲正宗で有名な老舗で、宝暦三(1753)年創業だそうです。
宝暦は、暴れん坊将軍で有名な八代将軍吉宗が亡くなった際に改元された元号で、
江戸中期にあたります。こちらも歴史がありますね。
ゆっくり 試飲をしていたら、バスに置いて行かれそうになりました。
秩父はだいぶ紅葉もすすんでいました。
近場のバス旅行は、座り疲れもなく、行き帰りに車中で飲んだくれることができ、
とても楽ですね。
楽しい旅行でした。